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Jay-Zの母親、Gloria CarterがGLAADメディア賞にて特別功労賞を受賞

text: HIPHOP DNA

 

同性愛者擁護団体のGLAAD (Gay&Lesbian Alliance Against Defamation)が主催する、GLAADメディア賞にて、Jay-Zの実母であるGloria Carterが特別功労賞を受賞することが分かった。

 

Jay-Zは昨年発表したアルバム『4:44』に収録された楽曲「Smile」において「俺のママは4人の子供を授かったけど、レズビアンだった。ずっと演技をしながら、クローゼットの中に隠れてたのさ。受けた傷は相当なものだった。誰かと恋に落ちて歓びの涙を流す。そのパートナーが彼だろうと彼女だろうと、俺は気にしない」とラップし、Gloriaが同性愛者だと公表し、大きな反響を呼んだ。なお、Gloriaは同曲のなかで「人生は短いのだから、自由になるべき。そして、自分が愛したい人を愛すべき」とスピーチを捧げている。

 

 

GLAADメディア賞は1990年より開催され、LGBTコミュニティにおいて特筆すべき功績のあったメディアや人物を讃えるアウォード。昨年は映画部門賞に『ムーンライト』が選出され、これまでに音楽部門ではFrank OceanやLady Gagaといったアーティストが受賞している。GLAADのCEOであるSarah Kate Ellisは「自分の息子、そして世の中に対して心を開いていったGroliaの意志は、人種とセクシャリティの交差において、より深く意義深い対話を生み出すこととなった。また、Gloriaは自身の本当の姿を世の中とシェアすることにより、重要な時期に有色人種のレズビアン女性たちをより可視化させ、LGBTQコミュニティ全体を力づけるパワフルなメッセージを送った」と述べている。
また、Jay-ZはNetflixの人気インタヴュー番組『デヴィッド・レターマン: 今日のゲストは大スター』において、母Gloriaから初めて彼女のセクシュアリティをカム・アウトされた時のエピソードも語っている。

 

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