裁判でラップのリリックを使用することを制限する法案をJay-Zなどが支持

Jay-Zを始めとするラッパーたちが、裁判でラップのリリックを証拠として使用することを制限する法案を支持していると報道された。

Rolling Stoneの報道によると、ニューヨーク州で検察がラップのリリックを犯罪の証拠として使用することを防ぐ法案が提出されているようだ。Jay-ZはMeek Mill、Big Sean、Fat Joe、Yo Gotti、Killer Mike、Kelly Rowland、Robin Thickeなどのアーティストを集め、この法案を支持している。

11月に発表されたこの法案は、被告人の音楽などの「クリエイティブ表現」を、犯罪の証拠として陪審に対して提示することを制限するために提案された。この法案が可決された場合、被告人の楽曲が「比喩的、または架空の表現ではなく、誇張されていない」という「明確で説得力のある証拠」を提出することが検察官に求められるようだ。

一方、ギャング・ライフについてラップするアーティストを警告する者は以前から多く、50 Centは過去に「変なことを曲中に言えば、法廷で使われることになる。ギャングの一員であることを曲中で語っているなら、起訴されたときもギャング扱いされる」と語っていた。さらに、以前NBA Youngboyの歌詞が裁判で証拠として使用されたことが話題にもなった。