Roc-A-Fella RecordsやEMIとの間で起こった訴訟が報じられていたKanye West(カニエ・ウェスト)。
3月4日にHollywood Reporterが公開した法的文書では、EMI側の声明が明かされている。EMI側は「これはあなたが休暇を取ることを妨げるという意味ではない」と示した上で、暗にカニエとの契約を切らない方針であることが記されている。
一方、カリフォルニア州の労働法2855条では、アーティストを7年以上拘束することが禁じられており、カニエ側はEMIがこの法律を違反していると主張している。カニエは2004年に「The College Dropout」をリリースする際に2003年にEMIと契約しており、既に16年が経過している。しかしEMIが追加の条件を提示したことにより、契約期間が延長されたのだ。
こちらの労働法2855条は今回の訴訟にどのような影響を与えるのだろうか。続報を待ちたい。