ジャスティン・ビーバーが政治的な問題に言及することは稀だが、2019年4月18日にインスタグラムで、米右翼系メディアFox Newsの司会者ローラ・イングラハムが故ニプシー・ハッスルを侮辱するコメントをしたことに対する怒りの投稿をしている。
「ローラ・イングラハム、あんたが全国放送でしたことはものすごく不快だ。亡くなった人をバカにして笑うなんて普通しないよな。それが誰であろうと関係ない。なのに地元の支柱で、同胞のために正しいことをした人物を軽視するなんて」と彼は綴っている。
彼はさらに、「愛する者を失ったばかりで、あんたにコケにされるところを全国放送で見なければならなかった遺族のことを考えなかったのか?バカげているし、あんたはクビになるべきだ」と続けている。
問題の放送でイングラハムは、ニプシーの死を伝えるコーナーで彼の生前の功績は無視し、彼がフィーチャーされていただけのYGの「FDT」を彼の曲として紹介した。トランプ米大統領をディスっているこの曲について彼女は、「すごく独創的なリフレインね」と嫌味を言い、もう一人の司会者と笑い合っている。
ジャスティンがこの件について抗議したほか、ラッパーのT.I.とThe Gameがイングラハムを解雇するよう求める署名活動を今週開始している。
◎ジャスティン・ビーバーによる投稿
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(提供元:Billboard JAPAN )