2019年3月31日に、自身が経営するアパレル店「Marathon Clothing」の前で銃撃され亡くなったNipsey Hussle(ニプシー・ハッスル)。彼が亡くなった後も楽曲「Racks In The Middle」がグラミー賞の最優秀ラップ・パフォーマンス賞を受賞し、伝記本「The Marathon Don’t Stop: The Life and Times of Nipsey Hussle」が執筆されるなど、生前の功績が今も称えられているラッパーである。最近もニプシー・ハッスルのドキュメンタリーを制作するためにNetflixが交渉中という報道があったが、この度、そんな彼が「ハリウッド殿堂入り」をしたと発表された。
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この度、ニプシーが殿堂入りしたのはエンターテイメント界で活躍した人物の功績を称えるための星と手形が並んでいる歩道、「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」。ヒップホップ・シーンからの殿堂入りはまだ少ないが、近年では50 Centやスヌープ・ドッグの殿堂入りが話題になった。
またニプシーの他にもヒップホップ・コミュニティからはBlack Eyed Peas(ブラック・アイド・ピーズ)、P-FunkのレジェンドGeorge Clinton(ジョージ・クリントン)、音楽以外ではフランシス・フォード・コッポラ、キャリー・フィッシャー、マイケル・B・ジョーダンなどが2022年に殿堂入りすると発表されている。
例年通りであればセレモニーなども行われるため、引き続き報道を待ちたい。