NEWS

Kid Cudi(キッド・カディ)が「Kids See Ghost」の続編と、新アルバムのコンセプトについて語る。

 

 

7月に新アルバム「Entergalactic」をアナウンスし、アルバムと同名のアニメーション・シリーズもネットフリックスでリリースするとも発表したラッパー兼シンガー、Kid Cudi(キッド・カディ)。アニメーションに関してはKudi自身が脚本を手掛けているだけではなく、主役も演じており、Kenya Barrisと共にエグゼキュティブ・プロデューサーも務める。また、コメディー・シリーズ「How To Make It In America」の作者Ian Edelmanも、ライター兼エグゼキュティブ・プロデューサーとして参加する予定である。

 

 

Complex最新号のカバーを飾り、インタビューに答えたKudi。そこで彼は、最新アルバムは、「自身の経験から書いたものではない」と語った。

 

 

「曲の多くは愛や男女関係に関するものだ。俺自身今付き合っている人はいないから、全部想像とキャラクターになりきって書いたものなんだ。Kids See Ghosts(昨年リリースしたカニエ・ウェストとの合作)で言いたいことは全て言ってしまったと思っていたから、これはとっても楽しかったよ。」

 

 

アルバムとアニメーションのコンセプトについて詳しい説明を求められると、カディは以下のように語った。

 

 

「俺は元々番組のアイディアを持っていて、それに音楽をどうやって盛り込めばいいかわからなかったんだ。どうやったら音楽を番組の一部にできるか?ってね。最初はビジュアル・アルバムを作ろうと思っていたんだけど、それは既に他の人がやっている。どうやったらちょっと違うことができるか?って考えたんだ。そこでこの番組のアイディアが浮かんだんだ。俺は新しい音楽を届けられるように努力している。ファンたちが俺の音楽の好きな部分を楽しめるようにね。唯一の違いは語っている視点だ。いくつかの曲だけ、自分ではない視点で書いている。ただただラップして楽しんでいる曲もあるよ、またそういう曲が聞きたいっていうファンも多いと思うしね。Mixtapeではよくやってたから、その頃に戻った気分で楽しかったし、ファンも喜ぶと思う。俺はこのアルバムで、これまではあまり話したことがなかった”愛”について語っている。俺はR&Bもやらないし、感傷的すぎる曲を作るタイプでもない。これまで恋愛ではあんまりツイてなかったから、特に書くものがなかったんだよな。もし俺が実話を書くとしたらひどい話しかないから、恋愛について書くためにインスピレーションが欲しかったんだ。この番組が、その手助けをしてくれたよ。」

 

 

カニエ・ウェストとのユニット「Kids See Ghosts」の新作について聞かれると、以下のように答えた。

 

 

「新作は出すつもりだよ。カニエは2枚目に取り掛かりたいって俺に言ってきている。1作目を作ったときは、コラボアルバムを作ることについてどれだけ真剣なのかわからなかったから、ちょっと奇妙な感じがしているよ。最初はただの思い付きなんだと思ってた。でも彼は何回も俺を家に呼んでくれて、一緒に曲を聞いたりビートを作ったりして、本気で作りたいっていうことが伝わってきたんだ。その内彼が『スピリチャルなアルバムを作りたい』って持ち掛けてきたから『素晴らしい。是非やりたい。』ってことになったんだ。だから続編は出るよ。」

 

 

インタビューの様子は、以下からチェックできる。

 





Shares

RELATED POSTS

VIEW MORE