西海岸レジェンドのToo $hortが、Talib Kweliと共に「The People’s Party」に出演した。番組の中でToo $hortは、2Pac、ビギーと仕事をした経験について語っている。
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はじめにToo $hortは、ビギーの楽曲「The World Is Filled」の制作過程についてを話した。
「みんなとコラボするって状況のときにさ、自分の順番は最後から二番目とか、最後とかでさ。他の奴らは、もうやるべきことをやった後だ。この瞬間、MCとしては、みんなはお前の考えなんかに構っていない。クソ、みんなこの曲を満たしちまったし、俺の番じゃないか、という感じになる。口ごもる訳にはいかないし、やるっきゃないんだ。」
また彼は、ビギーがどのようにヴァースを録ったかを説明している。
「ビギーが録音するとき、彼はペンにも紙にも触れないんだ。当時そんなことをしていたのは、俺が知ってる限りではJay-Zとビギーだけだった。表現するとしたら、彼らは頭の中にペンと紙があって、記憶しながら書き込んでいるんだ。しかもフリースタイルではない。」
それからビギーは「ワンテイクでやってやる。見てろ」とヴァースを録り、間違えたにも関わらず、そのミスをカバーして続行したのだ。それを聴いたみんなは「おお」と声を出したようだ。
他にもToo $hortは、2Pacのキャラクターについてを語った。
「2Pacは、ペルソナを4つ、5つほど持っていた。そして、ランダムにいずれかの性格となって現れるんだ。BETでのインタビューの前から彼を知っていたし、ブラックパンサー党の歴史について語っていたときに、いつもと違うな、と思ったよ。そんな彼を見たことがなかったからな。博識で、色んなことを教えてくれるときもある。ブラントとタバコとヘネシーを持って現れて、悪口を言ったりする。ある時はスピリチュアルで、すごく賢く、女性を惹きつける。」
インタビューの全体は、以下のリンクからチェックすることが出来る。