text: HIPHOP DNA
スパイク・リーが監督を務め、『ゲット・アウト』でメガホンをとったジョーダン・ピールがプロデューサーを務める新作映画『BlacKkKlansman』のトレーラー動画が公開になった。
本作は、コロラド州初の黒人刑事となったロン・ストールワースが、自らのおとりを使って白人至上主義団体のKKK(クー・クラックス・クラン)に潜入したという1970年の実話を基にした作品。『Black Klansman』のタイトルで原作となった書籍も発売されている。
ロン・ストールワース役にはデンゼル・ワシントンの息子で俳優のジョン・デビッド・ワシントン、おとりとして雇われるフリップ・シマーマン役にはアダム・ドライヴァーが抜擢された。
また、『BlacKkKlansman』は今年のカンヌ映画祭における<コンペティション部門>の出品作品として上映されたばかり。監督のスパイク・リーは、自身の代表作『Do The Right Thing』でおなじみの<LOVE>と<HATE>がかたどられたナックル・リングを付けてレッド・カーペットに登場。作品上映後は観客の拍手とスタンディング・オベーションが10分間も続いたそうで、前評判は上々のようだ。
なお、全米での公開は8月10日予定。