先日、Young M.A.が最近のR&Bについて嘆きのツイートをしたことが話題になっていた。彼女は「良いR&Bが少ない」と嘆いており、音楽がバランスを保てていないと語った。
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Music don’t feel the same because we barely have R&B, … R&B brung that balance to music.. now everything is leanin one way smh so it gets played out quick! We need R&B for the balance no kap!
— Young M.A (@YoungMAMusic) February 24, 2020
「良いR&Bが少なすぎるから、音楽が昔とは変わったように感じる。R&Bは音楽にバランスをもたらした。今はすべてが同じ方向に傾いてるから、なんでもすぐに廃れてしまう。バランスのためにR&Bが必要。」
R&Bの重要性を語ったYoung M.A.であるが、6LACKは今でも「良いR&B」は存在していると動画で返事をした。世の中は良い音楽で溢れているが、単純にそれを探す作業をしていないだけだと語った。
ないものについて文句を言えないほど、世の中には良いヒップホップやR&Bがたくさん存在している。R&Bの何かしらが恋しいというのは、ヒップホップの本質や言葉遊びなどを恋しく思うのと同じだ。やり続けている人は常にいる。問いかけるとしたら、「彼らをサポートしてるか?」ということだ。
世の中に自分が求めている音楽がないことを嘆く前に、良い音楽を探し出し、サポートすることを6LACKは提案した。Young MAは、恐らく存在していないことを嘆いていたのではなく、メインストリームに出てくるほどR&Bが世の中にサポートされていないことを嘆いていたと予想できる。そのような意味では6LACKの意見は、Young MAのものと共存することができる持論であろう。
動画は以下のリンクからチェックすることが出来る。
https://www.instagram.com/p/B9AjdwDhdrO/?utm_source=ig_embed