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年を取ると「ヒップ」じゃなくなる?OutKastのAndré 3000「俺のヒーローたちがクールじゃなくなる瞬間を見てきた」

 

 

サクセスしキャリアを築き上げた後、音楽活動を続けるアーティストもいれば、そのような活動を停止するアーティストもいる。自ら「次回のアルバムを最後に引退する」と宣言するアーティストもいるなか、1990年代と2000年代に一世風靡したヒップホップデュオOutKastのAndré 3000のように、音源のリリースをほぼしないまま、活動を続けている形となる。以前、年を取るとラップができなくなると語った彼だが、彼が2014年のHardKnockTVのインタビューにてその心境をさらに語った内容を紹介したい。

 

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「ヒップホップという言葉の語源からわかるように、まずはヒップ(流行の最先端)である必要がある。年をとればとるほど、ヒップじゃなくなる。もちろん、若者の間で何が起こってるか理解することは出来るだろう。だが常に新しいスラングやリズムがあって、それを真似しようとしたとき、その無理している感じがみんなに伝わるんだ。恥ずかしく感じることになる。これは俺の個人的な意見だよ。俺がいまのヒップホップに与えられるものはそんなに多くないだろう。ある点では、もう箱の中に閉まってあるような感じだ。」

 

彼は続けて以下のように話している。

 

「ネガティブに見えてしまうから、こういうことを話したがらない人は多いが、人生ってそういうもんだろう。俺たちはみんないつか死ぬ。俺のヒーローがクールじゃなくなる瞬間も見てきた。ただそれは彼らが昔と比べて劣化したわけではなくて、世界が前に進んでるんだ。世界は彼らを受け入れて、先人から学び、また全く別の形で吐き出した。そうして、それはあなたを遥かに超えることになる。ただアルバムを作りたかったり、心から感じることがあったりするのであれば話は別だ。例えばJay-Z、Eminem、Kanye Westは今もかましてる。心からやりたいと感じるのであれば、やり続けるべきだ。生き残ろうとするのと、アルバムをリリースし続けて成長し続けるのは別だと思う。何が起こってるかをちゃんと把握し続けてさ。だから自分が何をやりたいのかはっきりさせたほうがいいよね。俺もそうだったんだ、若者としてさ。ぶちかますためにね(笑)」

 

長い間活動し続けているアーティストのスキルなどが劣化したのではなく、世界そのものが成長し続けていると語ったAndré 3000。彼自身は数年間アルバムをリリースしていないが、André 3000はKanye WestやEminemのように現在も活躍し続けているラッパーの名前を挙げ、彼らのように成長し続けることと、生き残れるように追いかけることの違いを説明した。

 

 

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