故Juice WRLD(ジュース・ワールド)が、待望の新曲「Righteous」をリリースした。
関連記事: Juice WRLDが語った「音楽をやる意味」と次世代に向けたメッセージ。「自分の想いをもっと表現していいんだ」
Juice WRLDが亡くなってから、楽曲へのゲスト参加や未公開曲のリークなどはあったが、ソロでの公式な楽曲リリースは今回が初となる。LAにあるジュース・ワールドのホームスタジオでレコーディングされた曲であり、どことなく哀愁を漂わせるこの曲となっている。巡り巡る依存症のサイクルがあることを分かりつつも、セルフメディケーションを通して自分の中に存在する不安感と鎮めようとすることについて歌った内容である。
MVも公開されており、ジュース・ワールドがレコーディングしている姿やパフォーマンスしたステージ上での姿が映し出されるほか、アニメーション化されたジュース・ワールドが自身の中に潜む悪魔と闘う様子が描かれている。リル・ヨッティ―やトーリー・レインズなど、多くのラッパーをアニメーション化した経験があるトリスタン・ザミットが、アニメーションを手掛けている。
また、「Righteous」をリリースする直前に、ジュース・ワールドのマネジメントから本人のソーシャルメディアを通じて以下の声明が発表された。
「ジュース・ワールドは、人生を音楽作成に捧げた多才なアーティストでした。だからこそ、彼の未発表の音楽をどう世界と共有するべきか、とても悩みました。彼の卓越した才能と精神に焦点を当てつつも、ジュースがファンに対して感じていた愛を尊重し、受け継いでいくことは、私たちにとって最も重要な課題です。今週のはじめに、ジュースの母であるカーメラ・ウォレス氏はグレードAおよびインタースコープ・レコードの追加支援を受けて設立されたチャリティ基金「Live Free 999 Fund」を発足しました。そして本日、ジュースがロサンゼルスのスタジオで作成した楽曲「Righteous」をリリースします。この曲を聴くことで、皆さんの心の中でジュースの精神が生き続けてくれたらと願っています。皆さんの健康と安全をお祈りしています。カーメラ・ウォレス、ジュースの遺族、そしてグレードAチームより愛を込めて。」
https://www.instagram.com/p/B_Vam4qDm5X/?utm_source=ig_web_copy_link
上記声明でも触れられたチャリティ基金「Live Free 999 Fund」はジュース・ワールドの母親であるカーメラ・ウォレス氏が、息子の名誉を称えるために、若者を支援することを目的として設立されたものであり、遺族は「彼が熱意を持って制作していた未公開楽曲を共有することで、彼の才能、魂、愛を称えようと思います。」と語っていたため、今後も彼の新曲が公開される可能性がある。
ジュース・ワールド
日本公式HP: https://www.universal-music.
Instagram: https://www.instagram.com/
Twitter: https://twitter.com/
YouTube: https://www.youtube.com/
Facebook: https://www.facebook.com/