アトランタ出身のラッパー、Future(フューチャー)が、自身8枚目のアルバムとなる「High Off Life」をリリースした。そんな「High Off Life」はリリース直後に、ゴールド認定(50万枚)相当の売り上げを達成したと報道されている。「リリース直後にそんな売り上げるなんて…」と驚いた方もいるかも知れないが、その秘訣は「ストリーミング時代」の売上計上方法にあった。
こちらのアルバムには21曲が収録されているが、リリース直後のゴールド認定を可能にしたのは、事前にリリースされていたシングル「Life Is Good」の存在である。このアルバムからは、Meek MillとDoe Boyがフィーチャリングされている「100 Shooters」、そしてドレイクがフィーチャリングされている「Life Is Good」が先にリリースされていた。ストリーミング時代では、アルバムとしての購入だけではなく、楽曲ごとのストリーミング回数もアルバムの売上に換算されるため、先行配信されていたシングルの成功が、アルバムリリース直後のゴールド認定を可能にしたのだ。
特に「Life Is Good」はビルボードのシングルチャートでも2位にランクインし、1位に迫る勢いを見せていたため、アルバム自体もリリースと同時に50万枚相当の売り上げを計上できたのである。
.@1future’s #HIGHOFFLIFE album immediately goes RIAA Gold due to the success of the pre-release tracks including “Life Is Good” (via Epic).
— chart data (@chartdata) May 15, 2020
シングルとしては、「Life Is Good」は既に4×プラチナ認定を受けている。アルバムがプラチナ認定される日も近いだろう。