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エミネム「The Marshall Mathers LP」が20周年。大ヒットアルバムの豆知識を5つ紹介

 

 

今年でリリース20周年を迎えたEminem(エミネム)のメジャー2ndアルバム「The Marshall Mathers LP」。Billboard 200チャートに1位で初登場し、8週間連続で残り続けた大ヒット作品である。当時大ヒットとは裏腹に、多くの過激なリリックが問題となった作品であるが、HipHopDXが「5つの豆知識」をまとめているため、今回はそちらを紹介したい。

 

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・記録的な初週の売上
「The Marshall Mathers LP」は初週で約176万枚購入されたことで、初週の売上枚数が最も多いヒップホップアルバムとしての記録を更新したのだ。それまでは、スヌープ・ドッグの「Doggystyle」が初週の売上記録を保持していたが、こちらの倍以上の売上記録となった。また2000年はCDの消費がピークだった上に、MTVの「Total Request Live」や「Video Music Awards」などの音楽番組によって、ポップカルチャーのマーケットが盛り上がっていた時代だった。

 

・オックスフォード辞書に登録される単語を生み出す
衝撃的なストーリーであり、シングルカットされたヒット曲「Stan」。こちらの楽曲に登場するStanという人物から由来し、「Stan」という言葉は「特定の有名人の熱狂的/執着的なファン」という意味の単語としてオックスフォード辞書に登録された。2019年にはメリアム=ウェブスター辞典にも登録された。Nasが楽曲「Ether」で、Jay-Zのことを「お前はただのStanだ」とディスったのも、この単語の使用方法を広めた要因の一つであろう。

 

・Steve Bermanは実在する人物
「The Way I Am」の前に収録されているスキットにて、「アルバムが全く売れてないじゃないか」とエミネムを非難するレコード会社の従業員Steve Berman。彼は実在する人物で、Steve Bermanはインタースコープ・レコードのセールス&マーケティングのトップを務めている。また、Steve Bermanはアルバム「The Eminem Show」に収録されている同名のスキットの中で、エミネムに撃たれる。

 

 

・アルバム名は元々「Amsterdam」になる予定だった
エミネムはワールドツアー中にオランダを訪問したときに安心感を感じたようで、彼は「アムステルダムでは、みんながドラッグをやってた」と語っていた。エミネムは当時、母親から名誉毀損で訴えられたり、幼い頃から不在だった父が突然、目の前に現れるなど多くの問題を抱えていた。そのため、解放的なアムステルダムが彼にとっての癒やしになったのだろう。

 

・楽曲「Kim」は過激すぎたため、規制するだけでは足りなかった
アルバム内で最も物議を醸した楽曲は「Kim」だろう。The Slim Shady LP「97 Bonnie & Clyde」の続編となるこちらの楽曲にて、エミネムは、楽曲のなかで元妻を殺害する。「The Marshall Mathers LP」のクリーンバージョンにおいては、「Kim」があまりにも過激だったため、一部を規制するだけではなく丸ごと「The Kids」と置き換える必要があったようだ。

 

 

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