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DaBabyの大ヒット曲「ROCKSTAR」のプロデューサーが楽曲の制作について語る。「ビートだけじゃなくて音楽を作ることを学んだ」

 

 

DaBabyの3枚目のアルバム「Blame It on Baby」に収録されている楽曲、「ROCKSTAR」。Roddy Ricchとのコラボであるこちらの楽曲はBillboard Hot 100にて1位をキープし続け、全世界で大ヒット中であるが、こちらのビートをプロデュースしたSethInTheKitchenがGeniusのインタビューにて語った内容を紹介したい。

 

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「DaBabyは自分が既にラップしたことがある似たようなビートは求めていなくて、俺はそれには早くから気づいていた。
俺的に彼が使うと思っていなかったような楽曲が使われると、俺のクリエイティビティもインスパイアされるんだ。多くのラッパーは、自分が普段使っているものとは違うタイプのビートを敬遠しがちだ。だから俺は、彼に『DaBabyタイプビート』みたいなものを送ったりはしなかった。」

 

SethInTheKitchenは、DaBabyとの出会いなどについても語っている。

 

オハイオで他のアーティストと仕事をしていたんだけど、ゲスト参加するDaBabyがスタジオを訪問したんだ。そしたら彼が「誰がこのビートを作ったんだ?」と言ってくれて、すぐに一緒に仕事をすることになった。彼は、俺が作っていた感じのビートを探していたんだ。
ビートの作り方は知っていたが、彼との仕事を通して、「音楽」を作ることを学んだ。アーティストが何を求めているのか、アーティストが入る余地となる空間を残すことなど、そういうのはDaBabyとの仕事から学んだんだ。

 

またSethInTheKitchenは、楽曲の中でも特に印象的なギターのフレーズについても説明している。

 

「ギターから始めたんだけど、Omnisphereのナイロンギターのサウンドを使っていた。それから、スローで悲しい感じにしたくなかったから、トーンを明るくできないかと考えてみたんだ。だから同じサウンドのまま、コードをそれぞれ単音で鳴らした。」

 

アルペジオという言葉を使用しなかったが、彼はコードを単音で鳴らしたことが周りに褒められた点だと語っている。DaBabyの楽曲「ROCKSTAR」は以下のリンクからストリーミングすることができる。

 

 

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