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Migosがデビュー当時から雇っていた弁護士を訴える。アーティストがレーベルと契約する際に気をつけるべきこと。

 

Migos(ミーゴス)が、彼らの弁護士を長年務めてきたDamien Grandersonを訴えたと報道された。

 

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Varietyの報道によるとMigos側は「Damien Grandersonが立場上の義務を果たさず、信用を損なった。グループから数百万ドルを騙し取った。」と主張をしており、「利益相反行為を行い、所属レーベルであるQuality Controlを優先的に扱っている」として訴えたようだ。

 

Damien GrandersonはMigosだけでなくレーベルのQuality Controlの弁護士も務めており、彼がレーベル側に有利になるような立場を取ったため、Migosにとって不利な契約になったとMigosは主張している。

 

またDamien GrandersonはMigosが以前所属していたレーベル、300 Entertainmentとの契約における弁護士を務めており、Migosの新たな弁護士のBryan Freedmanは「Damien Grandersonはまだ若かった彼らを騙すターゲットとして見ていた」と説明している。Migosは300 Entertainmentとの契約を解消し、Capitol Recordsとの契約を結ぶために数百万ドルを支払っており、その交渉が最適ではなかったということも今回の訴えに含まれている。

 

それ以外にも現弁護士のBryan Freedmanは、Damien Grandersonが複数の契約内容をMigosから隠していたと主張している。

 

このようにアーティストやレーベル、弁護士などの間で行われた契約に関する問題は非常に多く、書類でのやりとりを気をつけるようにアドバイスを送るアーティストは多い。特に米国ではレーベルとの契約に弁護士の介入が必須となっている場合が多く、弁護士の腕によって契約が大きく変わることもあるようだ。
Migosのメンバーが過去の失敗から学び、フェアな結果を勝ち取ることを期待したい。

 

 

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