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ケンドリック・ラマーの「LOVE.」をプロデュースしたTeddy Waltonが「LOVE.」の制作について語る。

 

 

Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)が2017年にリリースした大ヒットアルバム「DAMN.」。そんな「DAMN.」に収録されている楽曲、「LOVE.」のプロデューサーを務めたTeddy WaltonがGeniusのインタビューにて語った内容を紹介したい。

 

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彼は元々Zacari経由でケンドリック・ラマーと知り合ったという。本人はケンドリックを紹介してもらえれば、すぐにビートを提供できる自信があったという。Teddy Waltonは自身の音楽制作スタイルについて「スタジオに入るのではなく、家で作業をしたい。自分をビートメイカーに収まる人だと思っていない。一日で30個ビートを作るということもない。もっとライフスタイルのような感じで、適切なタイミングで浮かんでくる。」と説明している。

 

「LOVE.」のサウンドメイキングについては、以下のように語っている。

 

「普通のピアノにエフェクトをかけてRhodesピアノみたいな音にしている。かけてるエフェクト全部について話したら一日中かかるけど、俺は楽器に複数のレイヤーに分けてエフェクトをかけていて、全く別の楽器のようなサウンドにするんだ。」

 

Teddy Waltonは基本的にはシンプルにサウンドを創り上げていったが、それぞれを組み合わせることによって複雑なように聴こえるという旨を語った。

 

「サウンドに流れがあって、要素が綺麗に繋がっている必要がある。家を建てているみたいな、ゲームを遊んでるみたいな感覚で。ただビートを作っているだけではない。」

 

Teddy Waltonはプロデューサータグを使わない理由として、サウンドそのものからTeddy Waltonのビートだと気づいてほしいからだと語っている。この曲は元々ケンドリックのために作ったわけではなく、初めてケンドリックに会ったとき、「今作業してる曲を聞かせてよ」と言われて、彼に再生したものであった。その次の日に、ケンドリックから、気に入ったから使用したいと連絡があったらしい。

 

「LOVE.」は以下のリンクからストリーミングすることができる。

 

 

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