新アルバム「Detroit 2」がビルボード1位を獲得し、活動が広く注目されているBig Sean(ビッグ・ショーン)。制作に長い時間をかけた今作は、エミネム、ニプシー・ハッスル、トラヴィス・スコット、リル・ウェインなどの豪華ゲストが参加しているのもあり、各メディアからも高い評価を得ている。そんなアルバムの制作中にBig Seanが気がついたことについて、彼が下記インタビューにて語っているため、紹介したい。
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彼は今作にて「グラインド」、いわゆるカムアップするためにいかにハードワークをしてきたか?という内容についてラップしていることが多いが、そんな「ハードワーク」の裏で気がついたことがあると語っている。
昔は一日中スタジオにて、「俺は頑張ってるな」と思っていたんだ。でも現実では、作りたい作品のインスピレーションが湧いてるからスタジオにいるんじゃなくて、ただ自分を強制的にスタジオに入れているだけだった。昔はただ単に長時間費やしていることが「成功」に繋がると思っていたが、実際はそんなことはない。ハードではなく、スマートに作業をしないといけない。
アーティストは長時間に渡って作業するという風潮があるが、その考えを撤廃しないといけなかったと語るBig Sean。また、普段から公の目に晒されていると批判を恐れるようになってしまうため、ソーシャルで発言をしない期間が長かったからこそ、自分の意見をさらに強く発信できるようになったとも明かした。