新アルバム「My Life 4HUNNID」を10月2日にリリース予定のYG。彼は2019年に亡くなったNipsey Hussle(ニプシー・ハッスル)を兄のように慕っており、彼と非常に親しい仲であったと知られている。そんなYGが、Los Angeles Timesにてニプシー・ハッスルについて胸の内を明かした。
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YGはニプシー・ハッスルが亡くなってから彼について語ることを控えているようで、その理由を以下のように説明している。
「俺は彼に休んでほしいんだ。後ろへ下がって、兄弟についてただインタビューで喋るだけみたいなことはしたくない。話すだけではなく、やるなら楽曲の上で語りたい。」
感傷に浸るだけでなく、作品として音楽で彼について語りたいと心境を明かしたYG。彼は昨年リリースしたアルバム「4REAL 4REAL」に収録されている楽曲「My Last Words – Nipsey Tribute」でも、YG本人が捧げたニプシー・ハッスルの追悼式スピーチの音声を実際に使用していた。
またYGは今年の6月頃に、5万人と共に平和的なプロテストを行ったことなどを振り返り、現在のアメリカの状況が自身の楽曲制作にどのように反映されているのかを説明した。
俺のいつもの感じだと違うんだ。イケイケで盛り上がってるみたいな。「クソくらえだ」みたいな感じの音楽にはすごく慣れてるけど、今の俺はどちらかというと「マジでエモーショナルなことをやらないとな」って感じなんだ。