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2Pacの義理の兄が語る2Pacのレガシー。「彼はもうすぐ自分が死ぬことを知っていた」

 

亡くなってから20年以上経過した今でも、ヒップホップ界のレジェンドとして常に話題になっている2Pac(トゥパック)。彼の義理の兄であり、Thug LifeのラッパーでもあったMopreme Shakurが出演したVLAD TVのインタビューを紹介したい。動画インタビューアーが「2Pacの曲は今でもラジオで流れるし、彼のことを語る人も多くいる。まるで彼が今も生きているかのようなこの雰囲気についてどう思うか」と聞かれ、Mopremeは以下のように答えた。

 

そのおかげで、彼がここにいないという痛みに対処することができている。彼はやりたいことを全てやってから亡くなったんだ。彼が若くして亡くなったのは悲しいことだが、彼はもうすぐ自分が死ぬということをわかっていたんだと思う。

 

インタビューアーはこれを聞いて、2Pac自身が「自分には時間がない」言い、急ピッチで曲に取り組んでいたこと、また仕事が遅いプロデューサーやラッパーに怒ることもあったと言う噂について問いかけた。Mopremeはこれを肯定し、以下のように答えた。

 

彼の音楽を聴くと、死についての歌詞が繰り返し登場する。「いつ死ぬかわからない」「お前もそうだ」ってね。彼自身、悪夢にうなされて起きることもあった。その当時の他の若者もそうだったと思うが、彼は21歳まで生きれないんじゃないかと思っていた。彼は25歳で死んだから、我々は6年ぐらい一緒に生活できた。一緒にいれたことを誇りに思うし、とても価値のある時間だったと思う。

 

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