「トラップ」という単語を広めた存在と言っても過言ではないアトランタのレジェンドT.I.。2003年にリリースした「Trap Muzik」で大ヒットし、「南のJay-Z」と呼ばれていた時期もあった。そんなベテランラッパーとして、音楽活動以外の社会活動も勢力的なT.I.であるが、11枚目のアルバム「The Libra」をリリースした。
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「L.I.B.R.A.」は「The Legend Is Back Running Atlanta」の略であり、「アトランタの長である自身が戻ってきた」ということを示している。アルバムにはリック・ロス、ヤング・サグ、21 Savage、ジョン・レジェンド、Benny The Butcherなどが参加しており、20曲入りというボリュームになっている。今作はEMPIREからインディペンデントでリリースされている。