リル・ベイビーが語る若いラッパーたちへのアドバイス　「たったの1曲で扉を開くことができる」

2020年にリリースした楽曲、「The Bigger Picture」が第63回グラミー賞で複数の賞にノミネートされたLil Baby（リル・ベイビー）。その後も2021年にリル・ダークとリリースしたコラボアルバム「The Voice of the Heroes」が大ヒットするなど、大活躍中のラッパーの一人である。今回は、そんな彼がi-Dのインタビューで語った内容を紹介したい。

➖出身はどこで、どのような場所でしたか？

Lil Baby: 俺はジョージア州アトランタで育った、ウエスト・エンド辺りだ。俺にとっては厳しい生活ではなかったよ。しかし他の人にとっては、あそこで生きるのは超厳しいかもしれない。だけど俺は、乗り切る方法を自分で学んだんだ。そして今の俺を築き上げた。

➖アトランタ出身として誇りに思うことは？

Lil Baby: 俺がアトランタ出身であることを誇りに思わせてくれる。車や、そこで生活する人たち、女性、スポーツ、アスリート、アトランタのすべてを誇りに思うよ。

➖最後に聞いたアルバムは？

Lil Baby: 最近は皆がたくさん曲をリリースしてるから、アルバムはあまり聞いてないな。だけど最後に聞いたのは、多分ドレイクのアルバムだったと思う。いや違うな、Don Toliverのアルバムを今日聞いてたわ。

➖座右の銘はなんですか？

Lil Baby: 昔持っていた座右の銘と変わったから、ちょうどいい質問だよ。昔はいくつかのルールを決めて、それを軸にして生きていたんだけど、今は違う。忠誠心を持つという強いルールが俺にはある。それは昔から変わらないルールだな。

➖今まで受けた中で一番のアドバイスは？

Lil Baby: 俺が今までアドバイスされて最も印象的だったのは、他人の事には干渉せず、自分のことは自分でやるということかな。人生がそれを俺に教えてくれた。

➖成功するために挑戦している新しいアーティストたちにアドバイスはありますか？

Lil Baby: 成功することを願っている若いラッパーたちへのアドバイスは、諦めるなということだ。たったの1曲で、扉を開いて稼ぐことができる。だけどその1曲が成功した後も、常に作り続けないといけない。