text: HIPHOP DNA
2014年に発表されたJ.コールのアルバム『2014 Forest Hills Drive』のジャケット写真にもなったJ.コールの家の壁に、何ものかによって落書きされるという被害が発生した。
現場になった家は、ノースカロライナのラファイエットヴィルに位置する物件。J.コールはここで幼少期を過ごすも、当時、家賃の問題などから立ち退きを命じられていた。その後、『2014 Forest Hills Drive』を発売するタイミングで、コールが母親のために本物件を買い戻したことでも知られていた。
落書きは、黒いスプレーで家の正面に<J. Cole … Do you even care about the ville.(J.コール…お前は地元のことを気にかけてるのかよ?)>と書かれており、J.コールのレーベルであるDreamvilleにも引っ掛けた内容のもの。
do you bro? @JColeNC pic.twitter.com/FtECmbUmvf
— Los. (@_callmeloso) 2018年6月1日
2015年に、コールは本物件をシングル・マザーの家庭に向けてほぼ無料で貸し出せるシェルターのようにしたいという計画を語っており、落書きはその計画のことを揶揄しているのではとみられる。
ただ、落書きは2日後にはペンキで上塗りされ、消された模様だ。なお、本件に関して、J.コール側からの声明などは発表されていない。
update: it’s been removed ?? pic.twitter.com/s9Y5A7Get9
— Los. (@_callmeloso) 2018年6月3日