AIに深層学習をさせ、高度な画像生成技術を駆使して合成された「ニセ」の動画や画像、ディープフェイク。今年の5月頃にJay-ZのディープフェイクがBilly Joelの「We Didn’t Start the Fire」のリリックでラップしている動画が話題になっていたが、この度、Eminem(エミネム)のディープフェイクによって作成された楽曲が公開された。
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Calamity AiというYouTubeチャンネルが公開した動画の概要欄によると、こちらの楽曲は「エミネムのスタイルで、Mark Zuckerberg(マーク・ザッカーバーグ)に対するディストラック」というタイトルだけ入力し、後はAIがリリックを書いたようだ。その後Calamity Aiは30HZというYouTubeチャンネルにリリックを送り、そこでディープフェイクの楽曲が作成された。
エミネム本人はこちらの楽曲に全く関わっていないが、そのリリックはエミネムらしい内容になっており、エミネムのディープフェイクはマーク・ザッカーバーグのプライベートでの生活やFacebookまですべてをディスっている。
賛否両論がある技術のディープフェイクであるが、動画は以下のリンクからチェックできる。