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Jay-Zが自身の最新のビジネスムーブやブランディングについて語る。「違う世界の人たちが手を取り合うと美しいものが生まれる」

 

 

ラッパーとしてだけでなく、業界屈指のビジネスマンとしても知られているJay-Z。エンターテイメント・エージェンシーのRoc Nationの代表として、ビジネスに限らず社会的にも多くの功績を残してきた。最近ではTIDALの株式をツイッター、Square、Cash Appの創業者であるジャック・ドーシーに売却し、モエヘネシーとのパートナーディールも結んでおり、それらのビジネスについてSouth China Morning Postにてこのように語っている。

 

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私はとても恵まれていると思う。ツイッター、Square、Cash Appを創業したジャック・ドーシーや、LVMHを創業したフィリップ・シャウス以上のパートナーはいないよ。彼らはトップ中のトップの経営者だ。パートナーシップを結んで、ビジネスの方法を変えたりする人もいるけど、彼らは近道をしないで自分たちがやるべきことをやり続ける。リスペクトがあるんだ。

 

 

ジャック・ドーシーとLVMHのフィリップ・シャウスについて語ったJay-Z。また、彼は「セレブ」であることがブランディングに不利に働くことがあるとも明かしている。彼がシャンパンブランド「Ace of Spades」をローンチしたときにもネガティブなイメージを持っていた人がいたと語る。

 

 

「Ace Of Spades」は「セレブ」が立ち上げただけのブランドじゃないんだ。ちゃんとしたラグジュアリーのブランドなんだ。「ラッパーのブランド」ではなく、真剣に捉えられるべきブランドだ。自身のセレブリティとしてのイメージがあったから、ブランドのイメージやクオリティを証明するために闘わないといけなかった。もちろん新規顧客が今まで体験をしたことがないことを提供をできるという意味でも、セレブブランドが悪いということではないけど、バランスが必要なんだ。

 

ヒップホップとグラフィティのように、私達はアートギャラリーの外にアートを持ち出して、世間は怒った。でも私達は自身を表現していたんだ。このような光景を何度も見てきたが、違う世界の人たち同士がリスペクトを持って協力をすると、美しいものが生まれる。定説ではないやり方で何かが行われたとき、それを見下すこともできるが、「いやこれは面白いかもな…」と思えるかどうかが重要なんだ。

 

 

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