ドクター・ドレー、スヌープ・ドッグ、エミネム、メアリー・J. ブライジ、ケンドリック・ラマーの他、50 Centとアンダーソン・パークがサプライズ出演し、大いに盛り上がった第56回スーパーボウルのハーフタイムショー。豪華なパフォーマンス以外にも、エミネムがステージで跪いたことやケンドリックのリリックが一部規制されたことが話題になっていた。今ではケンドリック・ラマーは「グレイテスト」とも言える偉大なアーティストであるが、彼にも下積み時代はった。以前HIP HOP DNAで紹介したエピソードをおさらいしたい。
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2011年にドクター・ドレーのレーベル<Aftermath Entertainment>との契約し、アルバム『good kid, m.A.A.d city』をリリースしたケンドリック・ラマー。<TDE>のレーベルメイトであるスクールボーイ・Qは、以前Real 92.3に出演した際にこのように語っていた。
「デトロイトで、俺とケンドリックは9人の観客の前で演奏をしたんだ。9人しかライブに来なかった。その時すでにドクター・ドレーは、ケンドリックに興味を持っていた。9人の前でのライブした後に、アイツはドレーに会うために飛行機に乗ったんだ。」
観客が9人のライブをした直後に、ケンドリックがドクター・ドレーと契約したと明かしたスクールボーイ・Q。その後、2011年の夏に『Section.80』をリリースし、2012年に『good kid, m.A.A.d city』をリリースした頃には、ケンドリックは既にスーパースターになっていた。1年間でどれほど状況が変わるかということがわかるエピソードであった。
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(画像=By Fuzheado – Own work, CC BY-SA 4.0,)
(Source)
https://youtu.be/gaFzJluitJA