コメディアンや俳優としても知られるラッパーのNick Cannon(ニック・キャノン)が、Eurweb紙のインタビューに答えた。
ニックと同じく、俳優やラッパーとしても活躍しているWill Smith(ウィル・スミス)について、彼が語った内容を紹介したい。
「俺と最も関わりのある人物でもあり、このようなビジネスの世界について教えてくれたのは、ウィル・スミスだと思っている。」
業界に関する知識をウィル・スミスから教わったと語ったニック・キャノン。インタビューでは、続けて以下のように答えている。
「もし彼がいなかったら今の俺は存在してなかっただろう。当時ウィルが兄でいてくれて、同時に友達でいてくれたことが、俺のキャリアにとっての全てなんだ。俺の初レコード契約も彼によるものだし、テレビ番組の契約だってそうだ。どれも彼がお手本として導いてくれた。ウィルは、最もサクセスフルで、人格者で、影響力のある人間だよ。」
当時の契約ほとんどにウィル・スミスが関わっているとなると、現在まで築き上げてきたキャリアが彼無しでは実現しなかったということにも納得が行く。
クインシー・ジョーンズがウィル・スミスにテレビの仕事を与えたように、ウィルは次世代の才能に機会を還元したのだろう。彼らの関係性や、エンターテイメント業界に関わらず、メンターとしてキャリアを導くことができる人物の存在がいかに重要かがわかるインタビューであった。