昨年リリースした「Flower Boy」が大ヒットを記録し、早くも新たな音源のリリースが心待ちにされているTyler, The Creator(タイラー・ザ・クリエイター)。
そんなタイラーの3rdアルバム、「Cherry Bomb」が全曲のインストVer付きで再びリリースされた。同様の再リリースが「Flower Boy」にも行われるのかというファンの質問に対しては、以下のように答えている。
nope. i though CB wasnt appreciated and it seems that the instrumentals are giving that album a different light. people are finally coming around to it, most listeners initially hated it. but its some gems on it. hope you enjoy the instrumentals sir. https://t.co/yvPUVafaga
— Tyler, The Creator (@tylerthecreator) October 13, 2018
「それはないな。Cherry Bombが正当な扱いを受けていないと思ったから、このような形でインストでリリースすることによって新たな光が差すはずだ。リリース当初はヘイトされていたが、これで考え方が変わるだろう。インスト音源を楽しんでくれ。」
自身のボーカルを取り除いたことによって、より楽曲のクオリティが明確になることを狙ったと語ったタイラー。
また今作は、IncubusのMike Einzigerと共同プロデュースの「Deathcamp」と「2SEATER」を除き、全曲がタイラー自身によるプロデュースとなっている。Dee Edwards、Bunny Sigler、Gino Vannelli、The Flamingosなど、さまざまなジャンルからサンプリングした各トラックを印象づけている。そのような箇所に注目してインスト音源のみに耳を傾けるのも、今作の楽しみ方の一つだろう。
他にも最近では、A$AP Rocky(エイサップ・ロッキー)と共にフリースタイルを披露した音源「POTATO SALAD」が公開されており、そちらも要チェックである。