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ビースティー・ボーイズのAd-Rockが、自身がLL Cool Jを発掘したと語る

 

 

最近、自身のデビュー当時の経済的な苦悩について語ったことが記憶に新しいビースティー・ボーイズのAd-Rock。そんな彼が今回、Sirius XMのRock The Bellsにて、デビュー前のLL Cool Jがどのようにキャリアをスタートしたのかを説明している。

 

 

Rick Rubin(リック・ルービン)が、DJ Jazzy JayやT La Rockと「It’s Yours」って曲をプロデュースしてたんだ。ニューヨークの小さな音楽シーンの中で、ヒットとなったんだ。それ以来Rick Rubinにデモ・テープを送る人たちが絶えなかったんだ。多くのキッズたちが音源に住所だけ書いて送ってきたんだ。

 

当時、大学の講義を欠席してばかりだったAd-Rockは、大学の寮でDef Jam RecordsをスタートさせたばかりのRick Rubinの部屋に入り浸っていたと語った。続けて彼は、ある一つのテープについて以下のように説明している。

 

もちろん、レーベルが大学の寮で行われているなんて誰も知らなかったはずだ。それで彼は全部の音源を箱の中にまとめていて、俺は授業に行かずにRick Rubinの寮に入り浸っていたんだ。俺が箱の中を漁ってたら「LL Cool J」って名前が書いてあるテープを見つけたんだ。それがめちゃくちゃイケてたんだよ。

 

Ad-RockがRick Rubinにそのテープを渡したことがすべてのきっかけとなった。まるで映画のような話でもあり、ヒップホップ・ファンとしては興味深いインタビューであった。また、ビースティー・ボーイズの書籍「The Beastie Boys Book」が10月30日から発売開始するため、興味のある方はそちらもチェックしていただきたい。

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