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6ix9ine(シックスナイン)再び逮捕、有罪なら終身刑も

 

 

2018年11月18日、米ラッパーの6ix9ine(シックスナイン)とかつての仲間2人が、米ニューヨークで恐喝容疑と銃器法違反で逮捕された。

 

米ニューヨーク市警察(NYPD)は米ビルボードへの声明で、シックスナインことダニエル・ヘルナンデスが、アルコール・タバコ・火器及び爆発物連邦特別捜査官によって“昨晩逮捕され、本日ニューヨークの南部地区に召喚される”と発表した。

 

シックスナインは2015年の未成年への性的暴行容疑で執行猶予4年の判決を受けたばかりだったため、今回の逮捕でほぼ確実に実刑を受けるだろうとTMZが報じている。TMZが入手した起訴状によると、彼は犯罪を実行中に発砲した罪を含む6件の訴因で告発されており、有罪になれば終身刑、または最短でも25年の実刑を言い渡される可能性がある。

 

シックスナインのほかに逮捕されたのは、彼の元マネージャーのShottieと、元ボディガードのCrippyことファヒーム・ウォルターだ。2018年10月に、米ニューヨークのレストランでシックスナイン一行が10k Projects Recordsの役員ともめた際、腹部を撃たれた人物がウォルターだった。

 

起訴状には2013年まで遡る17件の罪状が記載されており、シックスナインとその仲間たちが麻薬取引、武装強盗、発砲などの事件に関わっていたことがわかる。米ニューヨークでヘロイン、フェンタニル、MDMA、マリファナを密売していたほか、今年4月3日にはShottieとストリート・ギャングNine Trey Bloodsのメンバー2名とともに武装強盗事件を起こしている。

 

シックスナインは11月15日にインスタグラムで、マネージメント・スタッフ全員を解雇したことを明かし、16日に開幕予定だった全米ツアーもキャンセルすると突然発表した。逮捕される数時間前には11月23日に発売予定のニュー・アルバム『Dummy Boy』のトラックリストを公開し、カニエ・ウェストやニッキー・ミナージュを含む多くのフィーチャー・アーティストの参加が話題を呼んでいた。

 

Photo by Getty Images Entertainment

(提供元:Billboard JAPAN )

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