長年、未成年者への性的暴行疑惑がつきまとうR.ケリーに対する証言を集めたドキュメンタリー・シリーズ『Surviving R. Kelly』(サバイビング・R.ケリー)が全米で放映され、大きな反響を呼んでいることを受けて、レディー・ガガやチャンス・ザ・ラッパーが、過去にケリーとコラボした曲をデジタル/ストリーミング・プラットフォームから削除する事態になっている。
この件について、米LAのショッピング・モール、ザ・グローヴで、TMZのカメラマンによる質問に応じたポスト・マローンが、ケリーから距離を置くアーティストに支持を示した。モールから帰る途中、カメラマンに囲まれた彼は「(ケリーは)明らかにマジで最悪なことをたくさんやってきた」と話し、過去に彼と仕事をしたアーティストたちが、次々と彼とのコラボ曲をデジタル/ストリーミング・プラットフォームから削除していることについて、「それが本質的に正しいことだから」と答えている。
そしてカメラマンから、彼が知名度のあるアーティストであることから、削除することで「歴史を塗り替えてしまっているのでは」という問いかけには、「それも理解できるけど、彼もマジでヤバイことをたくさんしてるから。これ以上、(この件について)話すのは止めておく」と続けている。
ガガやチャンスに続き、セリーヌ・ディオンもケリーとのデュエット曲「I’m Your Angel」をデジタル/ストリーミング・プラットフォームから削除する手続きをしていると報道されている。同曲は、1998年に米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で1位に輝いている。
◎TMZによる映像
https://youtu.be/tTV8fqRM3Kc
Photo by Getty Images Entertainment
(提供元:Billboard JAPAN )