昨年、シングル「GUMMO」がヒットし、一躍注目の若手ラッパーとして名を挙げたTekashi 6ix9ine。ニューヨーク・ブルックリン生まれで、これまでにギャングライフを経てきたことを公言しているTekashiだが、この度、西海岸を代表するMCであり、ギャングの一派であるBloodsを代表するThe GameがInstagram上でTekashiへのディスと受け取れる写真とコメントをポストした。The Gameがポストしたのは、白いシャツの首もとにセーターらしきものを巻き、母親のような女性とともに笑みを浮かべて写真に写るTekashiの姿。しかも、写真の中のTekashiには、彼のトレードマークとも言える派手なタトゥーもなく、レインボーカラーのグリルやヘアスタイルとも異なるルックスだ。キャプション欄には「こんなヤツをNYのキングだなんて呼ぶのか?NYのキングはFrank Whiteだけだろ。こいつはBloodsのマネをしているだけのフェイク野郎。タフな振りはそろそろ止めろ、取り返しがつかなくなっちまう前にな」と辛辣なコメント。かつ、スロヴェニアでのライブ中には観客も巻き込んで「Fuck 6ix9ine」の発言を繰り返すなど、穏やかではない様子だ。そして、このThe Gameに賛同するかのように、同じくBloodsのメンバーであるYGも、Tekashiの過去の写真を用いたポストで、彼のことを攻撃した。
ただ、ラジオ番組「Breakfast Club」に出演したTekashiは「俺の仕事はみんなをイラつかせること」などと発言し、まったく意に介していない様子。
これまでにもラッパーと数々のビーフを経てきたThe Gameだが、今回は一体どんな形で収束するのか…。