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Nipsey Hussle(ニプシー・ハッスル)のスローガン「The Marathon Continues」を商標登録しようとしたギャングが、ニプシーの家族に謝罪

 

 

Nipsey Hussle(ニプシー・ハッスル)が亡くなってから3ヶ月が経った。コミュニティにとって大きな存在であった彼が亡くなったことを、今でも受け止められない人も多いだろう。そんな彼が生前から使用していたスローガン「The Marathon Continues」は、多くの人を勇気づけていたフレーズであった。

 

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そんな彼のスローガンの権利を巡り、争いが起きていたことは知っているだろうか?ニプシーが育り、所属していたギャングであるCrips(クリップス)の会社、Crips LLC.がこのキャッチフレーズを商標登録しようとしていたのだ。その試みを受けて、ニプシーの兄弟であり、The Marathon Storeの共同創業者であるBlacc Samが法的措置を取った。Blacc Samはスローガン「The Marathon Continues」は、エンターテインメント、音楽、そしてニプシーがしていたチャリティ活動を続けるために使用されるべきだと主張しており、今後のビジネスのためにも使用されると語っていた。

 

そんな家族からの反論を受け、Crips LLC.は権利の出願を取り下げ、謝罪したようだ。これにより、ニプシーのスローガンの権利は家族の元に渡った。Crips LLCの代弁者は「彼の家族に失礼なことをした。この商標登録が起こした事態について、家族、友人、ファンたちに謝罪をしたい」と声明を出している。

 

ニプシーと彼の兄Blacc SamがオープンしたThe Marathon Storeについては下記の動画で見ることができる。

 





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