先週の金曜日にJ. Cole(J・コール)のレーベルDreamvilleが、待望のコンピレーション・アルバム「Revenge Of The Dreamers III」をリリースした。非常に多くのアーティストが参加している一大プロジェクトとなったが、こちらのアルバムの1曲目にはKendrick Lamar(ケンドリック ・ラマー)もクレジットされていないが参加している。DreamvilleのIbrahim Hamadが、ツイッターにて、その経緯を説明した。
Big shout out to my bro @kendricklamar man. Pulled up on me to hear the project and just chop it up and ended up giving us a fire hook. That’s my bro, always love.
— Ibrahim H. (@KingOfQueenz) July 6, 2019
「ケンドリックに敬意を表したい。元々はセッションでの曲を聴くためだけに来てくれたのに、最終的には最高のフックを提供してくれた。さすが俺の兄弟だ。愛してるぜ。」
ケンドリックは、本来はアルバムの楽曲を聴くためだけにDreamvilleを来訪したのだと説明したIbrahim Hamad。そもそも曲を聴くだけのために遊びにくるケンドリックにも驚きだが、その場でフックを提供したというエピソードからも彼の人格が見えてくる。「Black Panther: The Album」にもケンドリックがクレジットされていない楽曲がいくつか収録されており、最近ではケンドリックのサプライズ参加が話題になるという事例が増えている。
J. Cole(J・コール)とケンドリックのコラボレーションとしては、「Forbidden Fruit」や「HiiiPoWeR」などの楽曲以来となっている。