text: HIPHOP DNA
昨年リリースしたミックステープ、『Aaliyah Chief』が各所で高評価を得ているダラス出身のフィメール・ラッパー、Cuban Dollが、自身のIsntagramでドメスティック・ヴァイオレンス(以下、DV)の被害に遭っていることを告白した。
Cuban Dollは、「声を上げるのが怖かったけど、もう黙ってはいられない。こんなことが起こったのは二度や三度じゃないの。これは、私と同年代の女の子たちの間に起こっていることよ。彼女たちが本当にヘルプを求めているっていうのに、ソーシャル・メディア上でからかわれてしまう。私は一人じゃないし、自分も口に出すのが怖かったと共感してくれる女性たちがいる。どんな事情があれ、男性は女性に手を挙げるべきではない。私のことを頼ってくれる女の子たちがいるから、リーダーにならなくてはと思ったの。声を上げることで、気分もマシになる。あなただけじゃないから、怖がらないで」と書いたメモ画面をInstagramに投稿し、「DVはジョークなんかじゃない!あなたたちはこの問題をジョークにして、曲やネタを作っているけど、もしこれが自分の母親に起こったことだったらどうするの?」とコメントを残している。
Cuba Dollは、Chief Keefがリーダーとなるクルー、Glo GangのメンバーであるTadoeと付き合っており、ここ数日は、Cuban Dollの携帯電話のメッセージ履歴に他のラッパー、6ix9ineの番号があったとして、Tadoeが6ix9ineに対して憤る動画などが公開されていた。また、その後、Cuban Dollaが「彼氏に殴られた」と言って顔じゅうに痣を作った状態で病院からInstagram上でライヴ動画を流す自体に。Tadoeは6ix9ineとの電話のやり取りで「殺す」と発言しており、同じく、6ix9ineとビーフ状態になっていたTrippie Reddと、Glo GangのボスであるChief Keefとともに「I Kill People」と題された新曲を制作中だということをInstagram上で明かした。
先日も、シンガーのKelisが元配偶者のNasによりDV被害に遭っていたと告白し、「(結婚生活を送っていた時は)全身に痣があった」と語って大きな注目を集めたばかりだ。
Cuban Dollの告白によって、少しでも事態が良き方向に向かうことを祈りたい。