Kanye West(カニエ・ウェスト)が先月末にUnited Palaceにて行ったイベントについて、Pitchforkが紹介している。ニューヨークのマンハッタンに1930年から存在するシアターにて、彼は、新アルバムの楽曲などを披露したようだ。
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初めは二つのドキュメンタリー映像を披露したようで、その一つ目は、スター・ウォーズをモチーフとした建造物についてのものだった。こちらの建造物は、カニエが低所得者向けの住宅として建設中のものである。
二つ目の映像は、IMAXによる映画「Jesus Is King」であったようだ。今作は、カニエのプロジェクト「Sunday Service」のドキュメンタリー映像や、James Turrellのアート作品である「Roden Crater」をフィーチャーしている。
また、この日のグッズとして登場し、スクリーンにも映されたとされるアートワークが流出している。アートワークについての詳細は不明だが、新アルバムのタイトルでもある「Jesus Is King」の文字が記されており、アルバムカバーとして使用されるのではないかと噂されているようだ。
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それからカニエは新アルバムである「Jesus Is King」を披露した。アルバムの楽曲はどれも信仰的なリリックとなっており、カニエの妻であるキム・カーダシアンが過去に公開したトラックリストの通り、合計10曲となっていた。
Pusha-TとNo MaliceによるThe Clipseが参加している楽曲「Use This Gospel」や、Fred Hammondとの楽曲「Hands On」など、アルバムに収録されているすべての楽曲がランダムで公開されたようだ。
Pitchforkによる記事は「イベント後、会場から出て行く観客の中には、ガッカリしている人もいれば、楽しんでいた人もいた」という文章で締めくくられており、ますます新アルバムのリリースから目が離せない。