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21 Savageが楽曲で語る不当な逮捕と警察からのハラスメント。「a lot」やChildish Gambinoの「12.38.」のラインを紹介

 

 

昨年の2月に、イギリス国籍の不法移民であるとして、I.C.E.(米移民税関捜査局)に逮捕された21 Savage(21サヴェージ)。当時、彼の逮捕理由が不当であるとして、様々なアーティストやファンが声を上げた。そんな21 Savageは最近参加したChildish Gambinoの楽曲「12.38.」にて、警察から受けたハラスメントについてラップしている。

 

関連記事: 21 SavageがICEに逮捕された際の経験について語る。「子供には2週間近く会えなかった。」

 

「12.38.」のリリックは以下のようになっている。

 

「The police keep harassin’ ‘cause I’m rich and I’m black / They mad ’cause I made myself a boss without crack(警察は俺が黒人だからという理由だけで嫌がらせをしてくる。俺がクラックなどのドラッグ売買なしでのし上がったから怒っているんだ。)」

 

他にも21 Savageの逮捕は、彼の「a lot」のリリックが関係しているのではないかと21 Savageの弁護士は考えていたようだ。21 Savageはアメリカの国境で囚われている子どもたちや、ミシガン州フリントの水汚染などについてラップしている。

 

「Been through some things, but I couldn’t imagine, my kids stuck at the border / Flint still need water / N*ggas was innocent, couldn’t get lawyers(たくさんの経験をしてきたが、自分の子供が国境で囚われていたらなんて想像つかない。ミシガンフリントの水は今も汚染されていて、彼らは水を必要としている。潔白なのに、弁護士も呼べなくて罪を被された黒人も多い。)」

 

こちらのリリックについて21 Savageは、Billboardのインタビューにて以下のように語っていた。

 

「みんなたくさんの経験をしてきたはずだ。それでも、他人の笑顔の裏に何があるか、本人が本当はどう思っているのか、真実を知ることは難しい。俺がアメリカで生まれていないと知っている人がいなかったように。」

 





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