Kanye West(カニエ・ウェスト)が、George Floyd氏の娘の大学の学費や、Ahmaud Arbery氏、Breonna Taylor氏の裁判にかかる費用などのために200万ドル(約2億1800万円)を寄付したと報道された。
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多額を寄付したカニエであるが、彼は、地元シカゴの学生たちと抗議デモに参加している姿も目撃されている。こちらは司法制度改革や、警察の社会に対する責務について訴えるための抗議デモで、カニエはフードにマスク姿で参加している。
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カニエはドナルド・トランプ米大統領のサポーターとして知られており、彼はここ数日間沈黙をしていたが、「Black Lives Matter」のために立ち上がることを決めたようだ。動画の投稿者は「念のために言っておくけど、カニエはカメラクルーも無ければ撮影されることを拒否していた」とコメントしている。
また、今回カニエが寄付をしたGeorge Floyd氏はミネソタ州ミネアポリスにて白人警官の膝で8分間首を押さえつけられて亡くなった事件の被害者であり、Ahmaud Arbery氏はジョギング中に不法侵入者と間違われたという理由で射殺された青年である。Breonna Taylor氏は、何もしていなかったにも関わらず、自宅に突入され、警察に殺害された事件の被害者である。このように不当に殺害されたアフリカ系アメリカ人たちについてのトリビュート楽曲をPapooseが公開しているため、そちらも要チェックである。
それぞれの署名リンクや、寄付などは以下からチェック。
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