ブルックリンのベテランリリシストPapooseが、不当に殺害されたアフリカ系アメリカ人たちに対するトリビュート楽曲「Tribute」を公開した。
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「Tribute」にてPapooseは、アルファベット順に警察に殺害された人たちをトリビュートしている。殺害されたときの映像が含まれており、いかにアフリカ系アメリカ人が不当な扱いを受けているかについて語っている。
ヘアブラシを手に持っているだけで銃と勘違いされて殺害されたもの、ホッチキスを手に持っているだけで殺害されたもの、横断禁止の道路を横断していただけで忠告もなく銃殺されたもの、正当防衛と主張しつつも映像では自分から殺害している警察官、そしてその多くの警官が有罪判決を受けていないこと、映像では多くの例を見ることができる。
「G」の部分では、ジョージ・フロイド氏についてもラップしており、リリックの一部は以下のようになっている。
「George Floyd, three officers kneeled on him / He told him he couldn’t breathe, they didn’t care for him / The country, rioting everywhere for him / Fuck those cops, I have no fear for ’em(ジョージ・フロイドは、3人の警官に膝で押さえつけられた。彼は息ができないと言ったが、警官たちは気にもしなかった。この国は彼のために各地でデモを起こしている。あの警官たちはクソだ。彼らに対する恐怖などない。)」
「Amadou Diallo was shot 19 times, the police fired 41 shots combined, mistaken identity, they had to admit it, when they went to trial, all four officers got acquitted(Amadou Dialloは警察により19回撃たれ、警察は全部で41発を撃った。そして人違いであったことを認めた。裁判に持ち込まれたが、全員が無罪となった。)」
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