インディペンデントに活動をしてきたにも関わらず、メインストリームにて活躍し、配信のみのアルバムで初のグラミー賞も受賞したChance The Rapper(チャンス・ザ・ラッパー)。最近では多くのアーティストがレーベルとの契約に不満を表しており、Chance The Rapperのようなアーティストの活動がより注目されるようになっているとも言える。
そんな彼のグッズと言えば、「3」という数字が書かれたキャップが有名だ。彼の大ヒット作「Coloring Book」が3枚目のミックステープであることからアルバムカバーでも着用しており、数字にはそのまま「3枚目」という意味が込められている。そんな印象的なキャップについて、チャンス・ザ・ラッパーが2018年に語った内容が話題になっている。
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こちらのJoe Buddenとの2018年のインタビューにて「帽子の売り上げでいくら稼いだのか?」と質問を受けたチャンス・ザ・ラッパーであるが、彼は以下のように答えている。
「この帽子の売り上げは一年間で600万ドルだった。俺は3ドルくらいでこの帽子を仕入れてる。」
なんと帽子の売り上げは一年間だけで約6億3000万円とのことだが、インディペンデントで活動する彼は、この帽子で娘の教育費を全てまかなえると語った。こちらの帽子は現在もチャンス・ザ・ラッパーのウェブサイトから購入できる。
昔からベースボール・キャップが好きで、学校に被っていっては没収されていたと語るチャンス・ザ・ラッパー。彼は「Coloring Book」が3枚目のミックステープであると帽子で提示したことについて、彼はGQのインタビューにて以下のように語っていた。
「帽子に何かを足したかった。それで数字の3にしようと決めたんだ。3枚目のプロジェクトだし、意味もあると思った。あとはプロジェクトのタイトルが決まらないこととか、タイポグラフィでどこにタイトルを入れるかとかを悩んでいたんだ。」