待望の新アルバム「Extinction Level Event 2: The Wrath of God」を先月末にリリースしたBusta Rhymes(バスタ・ライムス)。彼は20年以上活躍し続け、ベテランとなった今も、同アルバムのような大きなプロジェクトで話題になり続けている。そんな「アルバム制作」について、バスタ・ライムスがNPRのインタビューで答えた内容を紹介したい。
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「アルバム制作というのは、今の新しい世代のアーティストが正しく経験するべきことだと俺は思う。素晴らしくて、まとまった作品を作る機会を自分に与えるということがどういうことなのか、その重要性を理解するということだ。」
作品としてのアルバム制作の重要性を語ったバスタ・ライムス。新しい世代のアーティストたちにアドバイスを送った彼は以下のように続けている。
「俺はすべてを恵みとして抱擁する。なぜなら俺がデビュー当時にかましてやろうと挑戦していたとき、業界の先輩たちや有力者たちなどから影響を受けてきたからだ。もちろん、それを自分らしく表現するためのプロセス、様々なことを違った形でやることになるだろう。その有力者たちから受け入れられないこともある。
当時、誰も俺のことを好きじゃなかった。だけどそれでも大丈夫だった。その事実が俺を前に進めたんだ。彼らが俺のことをわかっていないんだと、それを証明する方法を俺は知っていた。」