昨年末、ついに新アルバム「Whole Lotta Red」をリリースしたPlayboi Carti(プレイボーイ・カルティ)。常に新たなスタイルに挑戦し続けている彼は「Whole Lotta Red」にてバッハの楽曲をサンプリングしており、斬新なサウンドが話題になっていた。そんなプレイボーイ・カルティは23名のプロデューサーと共に「Whole Lotta Red」を制作しており、Interview Magazineにて彼は「多くのプロデューサーと仕事をする理由」について語っている。
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Interview MagazineのKid Cudiとの対談で、プレイボーイ・カルティは以下のように語っている。
「世の中にはラッパーとつるんでるラッパーがいて、また、俺のように周りにプロデューサーが多いラッパーもいる。俺はいつも新しいサウンドを探しているんだ。俺はプロデューサー的な考え方をするラッパーだから、そういう環境が好きなんだ。そして一人のプロデューサーだけと仕事をすることもない。俺たちは歳を取り続けるし、何がいまアツいのかを教えてもらうために、若い連中と仕事をするのも好きだ。」
またプレイボーイ・カルティはアルバムにおいてどの曲をシングル曲にするのかは考えずに楽曲制作をしているようで、以下のように続けている。
どのトラックでも、楽曲が持つポテンシャルを超えようとしている。自分のプロジェクトで、「これはシングル曲だ」とは考えない。全曲がそうだと思っている。シングル曲は俺のファンに決めてもらう。俺の楽曲制作プロセスはずっとそうだ。