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キッド・カディ、Tiktokで「Day ‘n’ Nite」がミームになったことについての心境を語る。「心の支えになりたくて作った曲なんだ」

 

 

現代ではヒットが生まれる上で重大な役割を担っているSNS、Tiktok。以前カーディ・BがTiktokでヒットすることについて語っていたが、トレンドになるのは最新の曲ばかりではない。現在Kid Cudi(キッド・カディ)の2008年のヒット曲「Day ‘n’ Nite」がトレンドになっている。キッド・カディにとって思い入れがある曲がTiktokのトレンドになったことについて、彼はツイッターで心境を語っている。

 

【関連記事】カーディ・Bが「Tiktokのために曲を作っている」という批判に返答。「人々が純粋に踊りたくなる音楽を作ってるだけなんだけど」

 

メンタルヘルスについて歌っている楽曲「Day ‘n’ Nite」。Tiktokではこちらの楽曲の「Now look at this(これを見てくれよ)」という歌詞を使い、面白いネタ動画を見せるという投稿が流行っており、こちらに関してキッド・カディはこのように語っている。

 

 

歌詞をああいう感じで抜き出して使われてるのはあまり好きじゃないな。変な時代だ。嬉しくはない。

 

自身の歌詞がこのように使用されていることを嬉しく思わないと語ったキッド・カディ。彼は誤解がないように、心境を説明した。

 

 

 

誤解がないように説明したいし、このことについて話すのはこれで最後にしたい。メディアは俺が言ったことを捻じ曲げて「怒っている」とか書いてるけど、怒ってはない。特にTiktokに問題があるわけではないし、あのプラットフォームを楽しんでいる子供たちに問題があるわけでもない。「Memories」や「The Scotts」がトレンドになったときは、クールだと思った。「Day ‘n’ Nite」を作ったときは、俺は人々が抱える問題に対して手助けをしたいと思っていたんだ。だからジョークのコンテキストとして楽曲が使われるとは思ってなかったし、少し驚いた。あの曲が皆の支えになっていて、歌詞が忘れ去られていない限りは、自分のやりたいようにやってくれ。愛してるぜPeace!

 

 

メンタルヘルスについて語り、人々の支えになりたいと思って作った楽曲がジョークとして使用されていることに、当初は驚いたと心境を明かしたキッド・カディ。彼は2009年のComplexのインタビューにて、「Day ‘n’ Nite」に込められた思いを語っていた。

 

 

昔一緒に住んでいた叔父が2006年に亡くなったんだ。彼はどこにも行くあてのない俺を家から追い出したのこともあり、少し仲違いしていた。でも俺は彼に謝ることができないまま、彼は亡くなった。謝れなかったことを本当に後悔している。だから「Day ‘n’ Nite」を書いたんだ。あの数ヶ月間、家に滞在させてくれたから「キッド・カディ」が生まれた。彼が亡くなったことを知って、辛い気持ちになった。だから「絶対に成功しないと」と思った。

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