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Megan Thee Stallionがレーベルから拒否された過去 未来のビッグアーティストを逃したレーベルから学べること

 

 

第63回グラミー賞で最優秀新人賞、最優秀ラップ楽曲賞などの3部門を受賞し、Cardi Bとのコラボ曲「WAP」の大ヒットなど、大活躍中のMegan Thee Stallion。今ではトップアーティストの一人であるが、数年前から話題にはあがっていたものの、当時は大手レーベルから契約を拒否されていたようだ。

 

実は、そんな彼女の才能にいち早く気づいたのがA Tribe Called QuestのQ-Tipであった。彼はミーガンを連れて大手レーベルと2018年頃にミーティングを行っていたのだ。

 

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Math Hoffaの番組「My Expert Opinion」に出演したQ-Tipは「今、コーサインしたいアーティストっている?」という質問に対し、以下のように語っている。

 

もちろん。例を挙げると、あるアーティストがいて彼女に連絡をしたんだ。それからColumbia Recordsとのミーティングが出来るように手続きを進めた。会社のトップであるロン・ペリー氏はいなかったけど、俺たちはとにかくミーティングを行った。それからミーティングをしたらレーベルの人から「楽曲の再生数とか色々を見たけど、まあいいけど、うん。300万円でなら契約できるよ」と言ってきたんだ。彼女と契約したくないなら、そう言えばいいのに、マジでふざけるなよと思ったよ。その子は今、Megan Thee Stallionとして活躍しているんだけどね。

 

当時、ミーガンが大手レーベルと契約できるようにミーティングをセッティングしたものの、再生数やSNSのフォロワーが少なかったため、契約に至らなかったと語ったQ-Tip。彼はJ Dilla、Nas、Redmanなどのビッグアーティストにも同じようにコーサインした経験があるようで、「コーサインやフックアップは今では意味がないのかな」と残念そうに話している。

 

楽曲を聞いた耳で判断するのではなく目の前のデータばかりを見ていると将来のビッグアーティストを逃してしまうということがわかるエピソードであった。

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