脱税の罪で服役していた米ラッパーのDMXが、現地時間2019年1月25日に釈放されるとVultureが報じている。
DMXは2018年1月から収監され、3月に懲役1年の実刑判決が言い渡されていた。米ウェスト・バージニア州のGilmer Federal Correctional Institution(連邦矯正施設)から27日に釈放される予定だったが、週末に当たったため金曜日の午前9時に繰り上げられた。DMXの弁護士であるマーレー・リッチマン(Murray Richman)は声明で、「彼は明日帰ってくる。彼とは話して、とても喜んでいるよ。彼は帰宅することを楽しみにしている。彼は今が一番ホットだ。各方面から求められている。彼は最高だよ、ずっと最高だった」とコメントした。
48歳のDMXことアール・シモンズは、正式な手続き後に3年間の監視下の保釈が認められる。彼には15人の子どもがおり、一番下の子はまだ2歳だ。TMZが先月報じたところによると、彼の元には伝記映画製作のオファーが多数寄せられているほか、ニュー・アルバムのリリースも計画中とのことだ。
DMXは昨年4月に230万ドル(約2.5億円)の賠償金の支払いを裁判所に命じられ、月々の収入に応じた分割払いで国に収めていくことになる。
Photo by WireImage
(提供元:Billboard JAPAN )