第61回グラミー賞授賞式にて、さまざまな受賞アーティストのスピーチが話題となっている。今回は、その中でも特に熱い想いに溢れていたDrake(ドレイク)のスピーチを紹介したい。
Everyone at the #GRAMMYs is a winner tonight according to @Drake. ? pic.twitter.com/sQ1NqKXQ7m
— CBS (@CBS) February 11, 2019
「このステージの上に立つという機会がある内に、これを観ている子供たちに伝えたいことがある」とふまえた上で、ドレイクは語った。
「もしみんながあなたの曲の歌詞をすべて覚えて、一緒に歌ってくれたり、地元のヒーローであったりしたら、もうあなたは勝っているんだ。普通の仕事をして、必死に稼いだお金でチケットを買ってきてくれた人が、雪の中でも雨の中でもショーを見に来てくれるなら、君はもう勝っているんだ。こんなトロフィーは必要ない。約束するよ、君はもう勝ち取っている。」
自分の音楽を通じて得てきたものに感謝の想いを表したドレイク。応援してくれるファンがいるということは、グラミー賞以上の価値があるということをドレイクは伝えたかったのだろう。名誉ある賞を受賞することだけが全てではないと感じさせられる、感動的なスピーチであった。
ドレイクは今回、自身の楽曲「God’s Plan」にて最優秀ラップ楽曲賞を受賞している。