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50 Centがギャング・ライフについてラップするアーティストに警告。「曲中で語るなら法廷でもギャング扱いされる」

 

 

ラップのリリックが法廷にて証拠として使用されることが増えているようで、この度The Conversationが「検察官が法廷で証拠としてラップのリリックを使用することが増えている」というタイトルで、Drakeo The Rulerというラッパーの例を紹介している。

 

実際に法廷で自身のリリックが不利に働いた事例を紹介したこの記事について、50 Centが自身のインスタグラムにてコメントをした。

 

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50 Centは記事のスクリーンショットと共に、自身の楽曲「Heat」のリリックを引用し以下のように語っている。

 

https://www.instagram.com/p/B-EuJVnHXzo/

「2003年にも言ったけど、俺は自分がやりたいことをやる。捕まるかどうかはどうだっていい。検事は法廷でこの曲を流したらいい。(これは最近言ったことじゃないぞ。)曲中に変なことを言えば、法廷で使われることになる。曲中でギャングの一員であることを語っているなら、起訴されたときもギャング扱いされるってことだよバカめ。(笑)」

 

50 Centが言うように、実際に法廷でラップの内容が使用されることは増えており、昨年、Drakeo The Rulerはパーティー中に24歳の男性が亡くなった銃撃事件に関与したとして起訴されている。Drakeo The Rulerは銃撃を担当した人物に別の男を狙うように言ったと主張している。本来狙われていたのはRJという、Drakeo The Rulerと敵対しているラッパーであった。

 

実際に法廷で証拠として使用されたのは「Flex Freestyle」という楽曲だ。Drakeo The Rulerは「トミーガンを持って町中をジャガーで乗り回してる。叫び声は無視してくれ、RJが車の後ろで縛られているんだ。」とラップしている。

 

証人は「Drakeoは銃撃が起こることを知らなかった」と証言しているが、Drakeo The Rulerは現在、二度目の裁判で終身刑になる可能性を直面している。

 

50 Centが言うように、ギャングであることを自分から曲中で語れば、法廷でも同様に扱われる事例があるようだ。Drakeo The Rulerは、Geniusのインタビューにて「ラップでこういうことを言ったから実際にやるって思われてるけど、そういうわけじゃないんだ。みんなが思ってるほどラップの世界はギャングスタじゃない。こういうのはエンターテイメントなんだ」と語っている。

 

 


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