今月の16日に、Hit-BoyがプロデュースしたBenny The Butcherの新アルバム「Burden of Proof」がリリースされた。今年、Nasの新アルバムもプロデュースし、大活躍となったHit-Boyであるが、彼はBenny The Butcherがきっかけで、故Nipsey Hussle(ニプシー・ハッスル)とのスタジオセッションを思い出したようだ。
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Hit-Boyは以下のようにツイートしている。
Only 2 artists cried in the stu while making a record with me in the last couple years. Nipsey Hussle when he recorded the second verse on “racks in the middle” and Benny The Butcher on “thank god I made it” Real gangsta shit if you ask me. It’s spiritual at this point ⛪️
— Hit-Boy (@Hit_Boy) October 16, 2020
「スタジオで俺と楽曲制作をしていて、涙を流した人は今までで二人いた。Racks in the Middleの2ndヴァースを録音したときのニプシー・ハッスルと、Thank God I Made Itを録音したときのBenny The Butcher。あれは、魂が出てる本物のギャングスタ的瞬間だった。」
ニプシー・ハッスルは「Racks in the Middle」の2ndヴァースにて「Fattsがここにいたらいいのにな。いままで色々かましてきたのに、どうして30歳くらいで亡くなってしまったんだ。グラミー賞にもノミネートされた奴が、サウナで涙を流す。これだけの金、力、名声があっても、お前を蘇らせることはできない。だけど俺は涙を拭かない。俺たちは今ここにある命を擁するしかないんだ。俺だったらこう言ってたよ、自分の人生をしっかり生きて、成長しろよって。」とラップしている。若くして亡くなった友人、Bolt Da Fattsについてのリリックなど、ニプシーにとって感慨深い瞬間だったのだろう。
「Racks in the Middle」は以下のリンクからストリーミングできる。