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ニプシー・ハッスルがスタジオで流した涙についてHit-Boyが振り返る。「本物のギャングスタの涙だった」

 

 

今月の16日に、Hit-BoyがプロデュースしたBenny The Butcherの新アルバム「Burden of Proof」がリリースされた。今年、Nasの新アルバムもプロデュースし、大活躍となったHit-Boyであるが、彼はBenny The Butcherがきっかけで、故Nipsey Hussle(ニプシー・ハッスル)とのスタジオセッションを思い出したようだ。

 

関連記事: Nipsey Hussle(ニプシー・ハッスル)が亡くなってから1年が経つ。ビジネスから教育まで、彼の様々な活動を紹介。

 

Hit-Boyは以下のようにツイートしている。

 

「スタジオで俺と楽曲制作をしていて、涙を流した人は今までで二人いた。Racks in the Middleの2ndヴァースを録音したときのニプシー・ハッスルと、Thank God I Made Itを録音したときのBenny The Butcher。あれは、魂が出てる本物のギャングスタ的瞬間だった。」

 

ニプシー・ハッスルは「Racks in the Middle」の2ndヴァースにて「Fattsがここにいたらいいのにな。いままで色々かましてきたのに、どうして30歳くらいで亡くなってしまったんだ。グラミー賞にもノミネートされた奴が、サウナで涙を流す。これだけの金、力、名声があっても、お前を蘇らせることはできない。だけど俺は涙を拭かない。俺たちは今ここにある命を擁するしかないんだ。俺だったらこう言ってたよ、自分の人生をしっかり生きて、成長しろよって。」とラップしている。若くして亡くなった友人、Bolt Da Fattsについてのリリックなど、ニプシーにとって感慨深い瞬間だったのだろう。

 

「Racks in the Middle」は以下のリンクからストリーミングできる。

 

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