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ザ・ルーツのBlack Thoughtがデビュー当時のカニエ・ウェストをJ Dillaと比べる。「彼は非常にハングリーだった」

 

 

大統領選の出馬や、音楽業界に対する新たなガイドラインの提案などで、常に話題になっているKanye West(カニエ・ウェスト)。先週は「Nah Nah Nah」という新曲をツイッターにて公開していた。そんなカニエ・ウェストについて、Stereogumのインタビューに登場したThe RootsのBlack Thoughtが「彼はJ Dillaのようだった」と語った。

 

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「俺は、カニエがただビートを作っているだけの人間から成長してきたの見た。ただ、というのは彼のプロダクションにケチをつけるという意味じゃなくて。彼がトラックのプロデューサーから、さらにMCでもあるアーティストに進化するところを私は見た。彼はJ Dillaが歩んできた道を進んだんだ。J Dillaは、ビート制作と同じくらい歌えて、ラップができて、楽器も上手かった。カニエをリアルタイムで見ていたが、彼はJ Dillaを手本とし、同じ用に成長していたよ。」

 

マルチに才能を発揮していくカニエの姿を見て、J Dillaを連想したと語るBlack Thought。彼は以下のように続けている。

 

カニエはスタジオで長時間過ごす若者だった。私がセッションのためにスタジオに行く時、遅れることは絶対にない。ちょうどか、少し早めに着く。しかし私がスタジオに到着すると、カニエは既に私のセッションにいるんだ。「そこで何やってんだ?」と思ったよ。彼はただただハングリーだった。彼はアーティストとして、自分のポテンシャルを見せるのに本気だったんだ。カニエが1stアルバムがリリースする前に、収録曲を聞いた私は「これは時代を超えたクラシックだ」と言った。あれは、どの時代にどこでリリースしても必ず売れる作品だった。

 

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