2020年はパンデミックにより、多くのイベントやリリースが延期となった。本来であれば2020年にアルバムをリリースすると告知していたが、2021年に延期になった作品も多く、2021年には多くの大物アーティストがアルバムをリリースすると予想ができる。こちらの記事では、今まで公開されている噂などの情報をもとに、2021年にリリースをするであろうアーティストたちを紹介していきたい。
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ケンドリック・ラマー
まず、多くのファンがリリースを心待ちにしているアーティストと言えばKendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)であろう。彼のレーベルメイトであるアブ・ソウルも、「ケンドリック・ラマーのリリースが近い」と明かしており、ケンドリック・ラマーの従兄弟であるBaby Keemも「本来であれば、ケンドリックも2020年にリリースしているはずだった」と明かしている。また、彼がミュージック・ビデオを撮影している姿が度々確認されているため、何かしらのリリースが間近であることは間違いなさそうだ。
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ドレイク
2020年に最も再生されたアーティストになったと発表されたドレイク。そんな彼は新アルバム「Certified Lover Boy」というアルバムを今年リリースすることを自ら発表している。そちらのアルバムからのシングル「Laugh Now, Cry Later」は既にリリースされており、ナイキ本社で撮影されたミュージック・ビデオも話題になっていた。
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J. コール
前作「KOD」の最後のトラックにて、「The Fall Off」というアルバムの存在を明かしたJ. Cole。実際にそちらのアルバムはまだリリースされていないが、彼は先日インスタグラムにて新アルバムをリリースするまでのタイムラインを公開していた。また、引退の可能性も示唆している投稿であったため、ファンは彼の動向から目が離せないであろう。
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トラヴィス・スコット
映画「TENET」のサウンドトラックに収録された楽曲「The Plan」をリリースしたり、マクドナルドやプレイステーションとのコラボで大きな話題を呼び、2020年を掌握したトラヴィス・スコット。彼も自身のインスタグラムにて、新アルバムの存在について明かしており、タイトルも「Utopia」であると明かされている。
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2021年はこのまま予定どおりにリリースが進めば、上記のアーティスト以外にもジュース・ワールドの死後2ndアルバム、カーディ・Bの2ndアルバム、コーデー、チャイルディッシュ・ガンビーノ、Migosの「Culture 3」など、多くの人気アーティストがアルバムをリリースすると言われている年でもある。もしこれらの全てが現実となったら、2021年はヒップホップ業界として非常に盛り上がる一年になるだろう。