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21 Savageが「すべての暴力が無くなるように願う」と発言。自身のリリックに対する疑問の声も挙がる。

 

 

昨年末に、Metro Boomin(メトロ・ブーミン)との待望のコラボアルバム「Savage Mode 2」をリリースした21 Savage(21・サヴェージ)。今年のはじめにも彼が2020年四半期目で最も活躍したソングライターになったと発表があり、トップアーティストとして注目されているラッパーの一人である。そんな21 Savageが先日ツイッターにて投稿した内容を紹介したい。

 

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21 Savageはツイッターにて以下のように語っている。

 

「このすべてのバイオレンスが終わるように願う。現在この世界の中で、愛より憎しみの方が多いように感じる。」

 

このようにポジティブなメッセージを発信した21 Savage。しかしツイッターのユーザーの一部は、そもそも21 Savage自身が昨年リリースした「Savage Mode 2」に収録されている楽曲「No Opp Left Behind」などで暴力的なリリックを世界に発信していると指摘している。

 

ツイッターのユーザーが指摘した「No Opp Left Behind」のリリックは「マルチタスクで、ピストルとフォークを使う。”No opp left behind”と叫ぶんだ。俺たちは全員を殺す。」という部分である。

 

他にも「まずは銃や暴力についてラップするのをやめて、愛についてラップするようになったらどうだろうか」というようなリプライもある。中には、これらのリプライに対し「人は変わるもの。」と返事をしている者もいる。

 

議論のきっかけとなったツイートであるが、このような議論は2Pacの1995年のインタビューを連想させる。生前の2Pacは、「ラッパーは自分のリリックに責任を持つべきだと言っていますが、無責任なリリックとはどんなことだと思いますか?」という質問に以下のように答えていた。(Playatunerから引用)

 

2Pac:例えば、殺人や死についてラップするのにそれに伴う「痛み」についてラップしないのは無責任だ。泥棒や犯罪についてラップするのにそれ伴う「償い、刑務所、死」についてラップしないのも無責任だ。

 

今回、一部の楽曲では暴力的なメッセージを発信しながら「このすべての暴力が終わるように願う」とツイートしたことで議論を呼んだ21 Savage。彼は今後、銃や暴力についてラップするの止め、愛やポジティブなコンテンツを発信するつもりなのだろうか。あるいは2Pacが語るような「自身のリリックに責任を持つ者」として、銃や暴力についても引き続き語っていくつもりなのかは不明だが、今後も彼の活動に注目したい。

 

 

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